輸出・輸入ともに減少・・・・９月の貿易概況

　八代税関支署がまとめた同管内（ 八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０１６年９月の貿易概況は、輸出が前年同月比１５・１％減の１９億９５００万円に減少、輸入も同１１・６％減の８３億３６万円に減少した。
　輸出の減少は金属鉱およびくずが同５４・２％増加したが、電気機器が同２５・３％減小、鉄鋼が同６８・６％減小したことなどが要因。また輸入の減少はアルミニウムおよび同合金などが前年同月の６・８倍に増加したが、構成比が３割を占める石炭が前年同月比３７・５％減小したことなどが響いた。
　国別では、輸出の上位３カ国が中国（構成比２３・２％）、韓国（同２０・０％）、アメリカ（同１４・１％）。輸入はオーストラリア（同１９・４％）、ロシア（同１７・８％）、中国（同１４・１％）だった。