九州校事業承継後の後継経営者向け講座を開講・・・・後継者の学校

　後継者育成、事業承継支援を行う�褐繻p者の学校（東京都新宿区荒木町、大川原基剛社長）の九州校（熊本市北区清水新地５丁目、村中順子九州校代表）は４月８日から事業承継後の後継経営者向け講座「ベーシックコース２期」を開講、併せて受講生を募集している。
　同講座は事業承継や後継者経営のために必要な経営力を４つの要素（ビジネスモデル、財務、人・組織、統治基盤）から学びながら、事業承継と経営革新を行うためのノウハウを身につけ、後継者が自身の力で意識や知識、行動を変えていくきっかけづくりを提供するもの。
　講座は４月８日から６月１０日まで全１０回で、学習時間は１回あたり３時間程度。後継者支援のプログラムを学んだ県内の経営コンサルタントや司法書士、弁護士、ファイナンシャルプランナーなどが講師となり、自己分析や事業の価値と将来像、財務、事業戦略の立て方、企業理念の構築方法、実践的経営推進手法などを講義する。対象は企業や事業者の後継者、後継者候補、後継経営者。受講料は３２万４千円。会場は調整中。
　九州校では「昨年１１月に熊本１期生が卒業。受講生からは『後継者に的を絞ってあるので自分に置き換えて考えやすく、現実的で実践的なセミナーだった』との感想をいただいた。今後事業を継がれる予定の方はぜひ受講いただきたい」と話している。
　後継者の学校は後継者の成長支援、事業承継支援を目的に２０１２年８月設立。東京校、大阪校、熊本校の３校を展開している。