復興支援、産業振興で包括的連携協定を締結・・・・益城町と熊本銀行、ＦＦＧ

　益城町と熊本銀行（熊本市中央区水前寺６丁目、竹下英頭取）、ふくおかフィナンシャルグループ（ＦＦＧ、福岡市中央区大手門）は１２月２２日、地方創生と熊本地震からの復興に向け互いに協力し合う包括的連携協定を結んだ。
　連携内容は、�@地場企業の振興と雇用の場の拡大�A農業、観光を中心とした益城の魅力と可能性を広く情報発信�B地域住民と連携したまちづくりへの参画�C次世代の育成�D地方創生の推進�E熊本地震に係る震災復興�Fその他、地域社会の活性化及び市民サービスの向上など。
　締結式で西村益城町長は「実効性のある連携事業推進で、地域の復興と発展を図りたい」と抱負を語った。熊本銀行の竹下頭取は「本格的な復興はこれからだが、今後も当行ができることは何でもやるつもり。空港などが集まる益城町の復旧・復興は県全体の復旧・復興にもつながる最も重要なこと」とし、ＦＦＧの横田執行役員は「益城町の方々の『あなたの一番』になれるよう、形ある協定にしていきたい」とそれぞれ連携を強調した。
　熊本銀行とＦＦＧは８月、熊本市と地方創生と熊本地震からの復興に向けた協定を結んでいる。