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投資育成KCRファームに地震対策ファンドの第一号出資・・・・農林中金とアグリビジネス

 農林中央金庫(東京都千代田区有楽町1丁目、河野良雄代表理事理事長)は2月23日、農業法人への投資業務を行うアグリビジネス投資育成梶i東京都千代田区神田1丁目、宇都輝男取締役代表執行役)と連携し、鰍jCRファーム(菊池市旭志弁利、井手久義社長)に対し、第一号となる熊本地震対策ファンドの出資を発表した。
 出資金額は2100万円。同ファンドは、熊本地震で農地や農業関連設備などの生産基盤に大きな被害が出ている被災農業法人などの財務安定化を支援するため、昨年6月に創設。資金枠は5億円、最長15年間、1億円を上限に出資する。KCRファームは昨年7月、JA熊本経済連の関連企業・褐F本畜産流通センター(菊池市七城町)の完全小会社として、直営養豚農場の地震被害からの復旧・復興を図ることを目的に、新規農業法人として設立された。資本金は4千万円、従業員は9人(予定)。JAグループのブランド豚「りんどうポーク」を中心に、豚の繁殖事業を手掛ける。
 熊本畜産流通センターは昨年の熊本地震で豚舎3棟が全半壊するなどの被害を受けたため、代わりとなる施設として、KCRが同社の敷地約9700uに最新の環境配慮型豚舎を建設する予定。建設後は母豚を地震前の約3・8倍の500頭に増やし、2017年度中に1万3千頭の子豚を県内JA系の肥育生産者に供給する計画。
_くまもと経済 業界NAVI_:2017年4月28日発行 No.431

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