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熊本城下町の変遷たどる画集を刊行・・・・熊本大名誉教授の伊藤氏

 伊藤重剛熊本大学工学部名誉教授はこのほど、「甲斐青萍熊本町並画集 江戸・明治・大正・昭和 」を刊行した。
 並外れた記憶力と筆力で熊本の町並みと人々の暮らしを描いた日本画家・甲斐青萍(かいせいひょう)(1882〜1974)の絵を画集として1冊にまとめたもの。文林堂(同市中央区)が所有する「熊本城下町町並図屏風」、「熊本明治町並図屏風」や遺族所有の「熊本昭和町並図屏風」などの作品120点を収録しており、それぞれに伊藤氏が解説。また巻末には甲斐青萍の経歴についても解説している。掲載された絵のほとんどは記憶をもとに描いたもので、町並みは建物の形までしっかり描かれており、当時の風景をそのまま切り取ったかのような精密さ。威容を誇る熊本城、藁葺き屋根が残る市街地、田畑がつづく水前寺など、現在の姿からは想像もできないかつての風景が広がっている。
 AB判、並製本、160ページ建て、本体価格2,500円。制作・発売:熊日出版。
 伊藤氏は熊本大学大学院先端科学研究部(建築系)教授、工学博士。1951年熊本県氷川町生まれ。75年熊本大学工学部建築学科卒業。その後、同大学院を修了し、アメリカ・ミズーリ大学、ギリシア・テッサロニキ大学へ留学した。帰国後、熊本大学に赴任。平成18年〜27年には熊本大学五高記念館館長を務めた。専門は建築史(特に西洋古代建築)。熊本では明治以後の洋風建築の調査や保存運動に当たってきた
 伊藤氏は「故郷を知ることは故郷を愛することであり、それは自らを愛し、人を愛することに繋がると思う。経済界の方々にもぜひ読んでいただきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2017年5月30日発行 No.432

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