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菊池市の田島工業団地で大規模物流倉庫を着工・・・・JA熊本経済連

 JA熊本経済連(熊本市中央区南千反畑町、加耒誠一代表理事会長)は6月19日、菊池市泗水町の田島工業団地内に建設する大規模物流倉庫の起工式を同地で行った。総事業費は16億3517万円で、完成は来年3月の予定。
 場所は菊池市泗水町田島の田島工業団地内。敷地面積は約2万2千u。物流倉庫は鉄骨造り平屋建てで建築面積は4479u。県産米の玄米専用の保管倉庫で容量は7720トン。九州のJA関連では初めて地震や災害などに強いといわれる「平床枠付方式および平置式低温倉庫」を採用し保管機能を強化する。内部には商品が倒れたり崩れないように鉄製の格子状の枠を施し、クレーンも設置し入出庫の際に利用する。室内は常時15度の温度を維持し、品質劣化を防ぐとともに防虫効果も併せ持つ。倉庫が完成すれば、県産米の評価にもつながる品質管理をJA独自で行えることや、保管の集約化により物流関係を含めた流通経費や管理運営などのコスト削減にもつながるという。従業員は10人の予定。
 熊本県下14のJAなどが管理する倉庫は県内に大小合わせ約150施設あるが、その内6割を超える倉庫が築40年以上経過し、老朽化が進むとともに通年で保管できる低温倉庫も少なく、十分な保管機能が果たせず対策が急務となっていた。その間、米の県内生産量の約7割から8割を民間企業の営業倉庫に委託し運営。経済連は各JAからの要望を受け5年前の2012年6月からプロジェクトチームを立ち上げ倉庫の状況を調査、対策を検討した結果、十分な保管機能を備えた物流基地としての大規模倉庫を建設することとなり、昨年9月27日に菊池市(江頭実市長)と立地協定を締結、今年1月に着工し、9月の完成を予定していたが、熊本地震の影響で着工が延期となっていた。
_くまもと経済 業界NAVI_:2017年7月28日発行 No.434

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