１６年度の九州農林漁業・食品向け融資は７７４億円・・・・日本政策金融公庫熊本支店

　�鞄�本政策金融公庫熊本支店（熊本市中央区安政町、倉田光生支店長）が発表した九州地区の２０１６年度の農林漁業・食品産業向け融資実績は、前期比２９％増の７７４億円で同庫発足以来最高となった。
　分野別に見ると、農業が同３５％増の６１５億円。漁業が同１４４％増の８３億円。食品産業が同２７％減の５８億円。林業が同４７％減の１６億円。自然災害や家畜伝染病の発生時などに対応するセーフティネット融資が３１億円となった。同融資全体のうち熊本県内への融資は同５１％増の１６８億円で過去最高の融資額だった。
　同庫は「２０１６年度は熊本地震などの自然災害の影響を受けた農林漁業者に対応するとともに、経営環境の変化に対応して攻めの経営展開に取り組む事業者を積極的に支援した結果、６年連続で増加し、発足以来最高を記録した」と話している。