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12チーム出場し「熊本テックプラングランプリ」・・・・県ベンチャー支援コンソ

 県、肥後銀行などで組織する「熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム」は7月22日、次世代ベンチャーコンテスト「熊本テックプラングランプリ」を肥後銀行本店2階大会議室で開催した。肥後銀行との共催で昨年に続き2回目の実施。
 同コンテストには、ものづくり、バイオ、アグリの3分野から33チームがエントリー、書類審査を通過したファイナリスト12チームによるビジネスプランのプレゼンテーション(1チーム15分)を産官学金から集まった審査員13人が最終選考、ヒト化マウス研究所(代表者=刈谷龍昇・熊本大学エイズ学研究センター特任助教)の「超免疫不全マウスが創薬研究を加速させる」が最優秀賞に選ばれた。
 ビジネスプランのプレゼンのほか、先輩アントレプレナーで「自動診断アシスト機能付遠隔診療対応聴診器」などの医療機器開発や、遠隔医療サービスのモデル開発に取り組むベンチャー企業AMI梶i水俣市浜松町)の小川晋平社長による「超聴診器で実現する未来」と題した講演、出水中央高校(鹿児島県出水市)の林田美里さん(津奈木中学卒)の「家庭でできるバイオレメディエーション」と題した研究発表、終了後の7時からファイナリストや審査員との交流会もあった。
 県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムは、県、肥後銀行、熊本大学、県工業連合会、潟潟oネス(事務局担当、本社・東京、熊本事務所・熊本大学くまもと地方産業創生センターベンチャー支援室)で構成。アグリ、バイオなど自然共生型産業などの創出に向け起業家を育成する創業支援プログラム「KUMAMOTO TECHPLANTER」を運営している。
 今年のファイナリスト12チームとプレゼン内容、代表者は以下の通り(順不同)。@クアドリティクス梶uウェアラブル機器でてんかん発作を予知する」山川俊貴・熊本大学大学院先導機構助教Aヒト化マウス研究所「超免疫不全マウスが創薬研究を加速させる」刈谷龍昇・熊本大学エイズ学研究センター特任助教Bトイメディカル梶u排塩サプリメント」竹下英徳トイメディカル社長C TeamEnergy Carrier「高効率アンモニア分解水素製造システムとその応用」日隈聡士・熊本大学大学院先端科学研究部助教Dサイエンス・ファーム「エイズ完治薬の開発」大塚雅巳・熊本大学大学院生命科学研究部教授E K.I.Stainer(Kumamoto Integ ra業界NAVI2.indd 216 17/08/26 13:52217 くまもと経済 H29.9 業界NAVIA業界NAVItion Stainer)「最適な治療薬へ導く新しいがん診断システムの開発〜より高精度なPD-L1 コンパニオン診断を目指して〜」西東洋一・熊本大学大学院生命科学研究部学術研究員F潟Iーケープランニング「計量作業を劇的に改善する最適重量ナビゲーションはかりの開発」波多江満オーケープランニング社長GListen to the voice「雑音下でもクリアに聞こえる音声明瞭化」小山昭則・九州大学経済学府H潟pワーバンクシステム「複合冷却シートの開発」木下雅章・パワーバンクシステム社長Iナノデックス梶uカンキツ加工副産物からの有用物質抽出」服部憲治郎ナノデックス社長JCAST「ゾルゲルスプレー法を基盤技術とした圧電センサで未来を変える」田邉将之・熊本大学大学院先端科学研究部助教K neutra(ノイトラ)「小型加速器中性子発生装置開発と応用事業―核医学診断薬の原料Mo-99 製造装置の開発―」平井敦彦。
_くまもと経済 業界NAVI_:2017年8月30日発行 No.435

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