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帯山の高野病院跡地4300uを落札・・・・ザッパージャパンベーシス

 切り花輸入卸の潟Uッパージャパン(熊本市西区二本木5丁目、藤本一博社長)のグループ会社で不動産管理業の潟Uッパージャパンベーシス(同)はこのほど、同市中央区帯山4丁目の高野病院大腸肛門病センター跡地など約4300uを一般競争入札で落札した。土地、建物含めた総事業費は明らかにしていない。
 取得したのは国道57号(通称東バイパス)沿いの高野病院大腸肛門病センター、健診センターほか、大腸肛門病センター東側および北側にある病院駐車場跡地など合計約4300u。大腸肛門病センターと東側駐車場の間にある7階建ての病棟跡地(敷地2455u)に関しては、土地所有者と賃貸借契約を結んだ。既存の建物はすべて解体せず、耐震補強後に他社に貸し出すという。現在、入居者を募集中。
 藤本社長は「不動産事業の拡大を目的に収益物件として落札した。取得地は地盤や建物の耐震強度が優れており、熊本地震で被災した県内の医療、福祉施設などからの活用ニーズがあると見ている。本業である花卸の業績は堅調に推移しているが、その補完的位置付けとして不動産部門での収益を拡大し、グループ全体のさらなる成長につなげていきたい」と話している。
 ザッパージャパンは1996年設立、社員はパート含め30人。福岡市博多区に営業所があり、年商29億円。ザッパージャパンベーシスは2009年設立、年商8千万円。県内外で5カ所の不動産を管理しており、主な収益物件として熊本市南区富合町清藤の商業用地約1万4900uなどを保有している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2017年10月30日発行 No.437

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