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アンビー熊本内に県内最大の物産館「志来菜彩」・・・・合志物産販売

 一昨年9月に設立された合志物産販売梶i合志市須屋、池永幸生社長=合志市市議会議員)は、日本たばこ産業叶シ日本原料本部東側一帯で計画されている複合開発事業「アンビー熊本」内に県内最大の物産館「志来菜彩」を出店する。
 「アンビー熊本」の北西側に建設される床面積2204u(668坪)の鉄骨造り平屋建ての店舗に出店するもので、自治体やJA以外の民間が運営する大型物産館としては県内初という。熊本の農産物及び特産品を販売する売り場面積は約1485u(450坪)。同売り場を囲むようにベーカリーショップ(約132u)と、直営の総菜、漬物加工室のほか、外部委託する精肉、鮮魚の加工室などのバックヤードを設ける。初年度の入店客数は約70万人、年商目標は15億円以上を見込む。社員を含めたスタッフ数は約50人を予定している。
 池永社長は「売り場面積としては道の駅うき宇城彩館さんなどの約2倍の店舗。合志地区や県内の人たちに利用していただくほか、近隣の飲食店舗などの業務用食材を供給する店舗としても役割を果たせればと思っている。また、来年度、北熊本スマートインターの供用が開始されれば、県道341号は阿蘇へのアクセス道路として交通量の増加が見込まれるため、福岡都市圏など県外の観光客の来場にも期待している」と話している。
 「アンビー熊本」の施工面積は12万8499u。管理運営を担当する商業コンサルタント会社の鞄本マネージメント(東京都足立区、二宮徳樹社長)を中心に6事業者が約20前後の建物(平屋〜3階建て)を建設、約30店舗の商業施設のほか、大型物産館「志来菜彩」、農家レストラン、各種医療施設、調剤薬局、サービス付き高齢者向け住宅などを設置、全体で約700人の従業員を雇用する予定。駐車台数は約1600台。開業予定は地震の影響で当初の今年11月から延びており、現在、春以降で調整中。
 なお、10月25日に、野菜、果物、鮮魚、精肉、加工品などを納入する業者を集めた出荷協議会の設立総会を予定している。同社は2015(平成27)年9月25日設立、資本金8585万円。株主は合志市市民や合志工業団地、栄工業団地の企業などで構成され、株主数は67人。事業内容は@物産館の運営管理(熊本の農産物及び特産品の販売)A合志市ブランドの育成と熊本県産品の拡売B観光情報インフォメーションC消費者と生産者のコミュニティの場の提供D各種イベントの開催Eネットショッピングの展開と観光客へのリピート販売。
 役員は次の通り。▼代表取締役池永幸生(合志市市議会議員)▼取締役衛藤一也( 竹迫地区区画整理準備組合長)、釘宮律也(日本エスシーマネジメント副社長)▼監査役古澤完三(合志市商工会副会長)
_くまもと経済 業界NAVI_:2017年11月30日発行 No.438

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