「旅ムック」繁体字版発行、インバウンド対応強化・・・・エース出版

　観光関連情報誌発行のエース出版�梶i熊本市北区龍田陣内３丁目、井口昌武社長）は、同社発行の観光情報誌「旅ムック」（季刊）の繁体字（中国語旧字体）版を１１月末発行した。外国語版は１月に発行した英語版に続き２冊目。
　繁体字版は、Ｂ５判３２ページ建てオールカラー。発行部数は１万部。掲載内容は、グルメ情報（日本語版掲載の飲食店の中から外国人対応が可能な店舗を掲載）や熊本市内地図、ホテル一覧、熊本城観光の最新情報など観光施設案内のほか、熊本城周遊バス「しろめぐりん」などのバスや市電の乗り方、インバウンド客の利用が増えているレンタカー利用ガイド、トイレ・観光案内所・ＡＴＭの所在説明、熊本の郷土料理や飲食マナーの説明などを掲載。阿蘇くまもと空港、ＪＲ熊本駅、熊本港、熊本市内および近郊のホテル約７０軒、提携タクシー（２９社）の車内で無料配布する。また、今回は県の協力で２万部を増刷し、台湾向けに航空会社や現地旅行代理店にも配布する。
　井口社長は、「熊本を元気にするにはインバウンドの取り込みが欠かせないと英語版を発行したが、ホテルフロントへのリサーチでアジア圏、特に台湾、中国からの個人旅行者の増加が目立ったので第二弾として繁体字版を発行した。第三弾として年度内に簡体字版と英語リニューアル版の同時発行を予定している」とインバウンド対応を強化する。