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博多駅周辺に「レジデンシャルホテル」2棟を計画・・・・シアーズホーム

 地場住宅最大手の潟Vアーズホーム(熊本市南区馬渡2丁目、丸本文紀社長)は、インバウンド(訪日外国人旅行)向けの「レジデンシャルホテル」(簡易宿所免許)を博多駅周辺に2棟建設する計画を進めている。オープン目標は2019年春頃。
 博多区東光2丁目に約330u、同区博多駅南2丁目に約132uの建設用地を取得しており、いずれも博多駅から徒歩10分圏内の物件。現在、設計・見積りの段階だが、博多区東光2丁目用地には10階建て、同区博多駅南2丁目用地には8階建てを建設の予定。両棟とも、家族連れやグループ旅行のインバウンド客が多人数で長期滞在できるよう、フルサイズのダブルベッド( 3台)、浴室、冷蔵庫、洗濯機、簡易キッチン、テレビなどを備える。欧米では「アパートメントホテル」と呼ばれている施設で、1LDKタイプの部屋で構成する。事業費は2棟で11億円程度を見込んでいる。運営は関連会社の潟Vアーズアセットマネージメント(同、近藤純男社長)。同社では2017年3月末、シアーズホームグループ福岡支店を大野城市に開設、住宅分野での福岡市場開拓に本格着手しているが、「レジデンシャルホテル」はアセットビジネス開拓の一環で、急拡大しているインバウンド需要の取り込みを図る。
 丸本社長は「事業規模の拡大に伴い成長と経営安定化の両立を図るため、ストックとフローのバランスが重要になってきた。福岡のインバウンドは急拡大しており、レジデンシャルホテルの需要は高い。成功すれば他都市での展開も目指したい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2018年1月30日発行 No.440

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