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整備費約100億円で花畑町別館跡地に新施設計画・・・・熊本市

 熊本市は3月8日、市役所花畑町別館(同市中央区)跡地について、隣接するみずほ銀行熊本支店の敷地を一体的に開発し、地上8階建ての複合施設を建設する方針を明らかにした。
 基本構想の素案を市議会公共施設マネジメント調査特別委員会に提示した。整備費用は約100億円で、完成は2021年を予定している。基本構想の素案によると、花畑町別館と隣接する同行熊本支店の土地の計4300uに、8階建ての新施設(延べ床面積約2万5800u)を建設。市はそのうち7千uを取得もしくは賃借する計画で、中央区役所や行政委員会などを移転させる予定。残りのスペースを民間スペースとして活用、オフィスや商業施設、ホテル、住居などを軸に中心部市街地活性化や賑わいを創出できるように広範に検討し、基本計画に盛り込む予定。22年度の供用開始を目指しており、18年度に整備内容や土地建物の所有形態を定めた基本計画を策定、19年度前半に民間から企画提案を募る公募型プロポーザル方式を採用し事業者を決定、20年度中に着工する計画。19年には女子ハンドボール世界大会、ラグビーワールドカップなどの熊本市開催に伴い、大型バスや一般車の駐車需要が高まることから花畑町別館跡地については一時的に駐車場として利用する。
 これらの基本構想素案が公表されたことに関し、みずほ銀行では「当行でも具体的に検討を進めている」と話している。同行熊本支店は、2002年4月1日のみずほ銀行発足により、それまでの富士銀行熊本支店と第一勧業銀行熊本支店をそれぞれ熊本支店、熊本中央支店へと名称変更、04年3月に現地(熊本中央支店)で店舗統合、05年2月から熊本支店へ名称変更している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2018年4月27日発行 No.443

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