売上高前年比１１％増の２６億６３１３万円・・・・ニュースカイホテル

　ＡＮＡクラウンプラザホテル熊本ニュースカイを運営する�潟jュースカイホテル（熊本市中央区東阿弥陀寺町、古賀哲馬社長）の２０１７年１０月期決算は、売上高が前年同期比１１・０％増の２６億６３１３万円で２年ぶりの増収となった。当期純損益は前年同期比５・３％増の２３００万円、３年連続の黒字となった。
　同社は増収の要因として、熊本地震から１年半が経過し、グループ親会社の�潟Gフ・イー・ティーシステム（セレクトホテルズグループ）やＩＨＧ・ＡＮＡ・ホテルズグループの強力なサポートを受け、また営業面では復興関連需要の高まりに着目した取り組みや各種プロモーションを推進し、集客・売り上げの最大化を図ってきたことで、目標を上回る宴会・婚礼の受注、客室の高稼働率につながったとしている。
　部門別では、宿泊部門が前年同期比で２・１％増。宴会・婚礼部門は前年同期比１７・０％増で、婚礼組数では前年同期比３６件増だった。レストラン部門は、前年同期比０・８％の微減となった。また、震災関連の復旧工事用として、１億２００万円の特別損失を計上した。１８年１０月期については、売上高２６億４千万円、経常利益１億７千万円を目指すとしている。