新玉名倉庫が完成、４月１日から稼働・・・・岱明運輸

　一般貨物自動車運送業の岱明運輸�梶i玉名市岱明町古閑、福田洋社長）が増築していた大型物流倉庫「岱明運輸 新玉名倉庫」（同市下）が完成、４月１日から稼働を始めた。総事業費は３億円。
　同倉庫は倉庫事業の本格参入に際し、県北最大級の物流倉庫として昨年２月に開業。約２万４千�uの自社所有地に鉄骨造り平屋建て、建築面積約４千�uの倉庫を設け、全５区画で商品の入出庫や在庫管理を請け負っていたが、受注増に対応し、隣接地で第２倉庫の増築工事を進めていた。増築部分は鉄骨造り平屋建てで、建築面積３３００�u。１区画あたり８２５�uのスペースを４区画新設した。また広大な土地を活用し、敷地内に災害をはじめ緊急時における防災設備を設けるなど、緊急避難所としての機能も付加する。
　福田社長は「新玉名倉庫を県北の物流拠点としてだけでなく、地域社会に貢献できる施設としても運用していきたい」と話している。同社は１９６１年設立、社員数４０人。車両台数は４０台。営業拠点は岱明倉庫（玉名市西照寺）と新玉名倉庫（同市下）があり、２０１７年３月期の売上高は３億円。今期は４億円を見込む。