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1・65倍で高水準続く・・・・11月県内求人倍率

 熊本県内の昨年11月の有効求人倍率(季節調整値)は、1・65倍(九州1・45、全国1・63)で、前月と同水準だった。全体で1倍を超えたのは2014年7月以来53カ月(4年5カ月)連続。正社員の有効求人倍率(原数値)は1・19倍(全国1・19)で、前月比0・04ポイント増、前年同月比は0・03ポイント増加した。1倍を超えたのは2017年7月以来17カ月(1年5カ月)連続。熊本労働局まとめ。
 11月の有効求人数は前月比0・4%減の4万1714人で、5カ月連続で減少、有効求職者数は同0・6%減の2万5293人で5カ月ぶりに減少した。
 新規求人数は前年同月比0・5%減の1万4033人で2カ月ぶりに減少。うち一般フルタイム求人は同0・8%減の8968人で2カ月ぶりに減少、パート求人は同0・1%減の5065人で2カ月ぶりに減少。主要産業別では、製造、宿泊・飲食サービス、医療・福祉で増加し、建設、卸・小売、運輸・郵便、サービスは減少した。一方、新規求職者は同1・1%減の4893人で2カ月ぶりに減少、うち一般フルタイムは同2・3%減の3202人で2カ月ぶりの減少、パートは同1・1%増の1691人で2カ月ぶりに減少した。  新規求職者のうち在職者は同0・8%減の1354人で2カ月ぶりに減少、離職者は同1・7%増の3038人で13カ月ぶりの増加、無業者は同15・3%減の491人で2カ月ぶりに減少した。離職者のうち事業主都合離職者は同15・8%増の616人で4カ月連続で増加、自己都合離職者は同0・8%増の2246人となり11カ月ぶりに増加した。
 安定所別の有効求人倍率順位(原数値)は、@熊本2・08A阿蘇1・77B宇城1・74C上益城1・67D菊池1・62E八代1・51E玉名1・51E水俣1・51H球磨1・47I天草1・25。九州・沖縄内の順位は、@熊本1・65A大分1・57B福岡1・56C宮崎1・46D鹿児島1・37E佐賀1・30F長崎1・24G沖縄1・17。
 同局職業安定課では「11月の有効求人倍率は前月と同水準で新規の求人・求職者数はそれぞれ若干減少しているものの求人数が求職者数を大きく上回っている状況に変わりはない。復興関係も建物の解体は終わっているが、再開発も含め建築は続いている。ただ、今後については外国人の就労や消費税、株価の動き、年初の地震などの災害発生を含め不透明な部分は多い」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年3月1日発行 No.453

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