日本遺産ストーリーに認定・・・・八代市

　八代市は６月１９日、同市が文化庁に申請していた「八代を創造（たがや）した石工たちの軌跡〜石工の郷に息づく石造りのレガシー〜」が、日本遺産ストーリーに認定された。県内の認定は３例目。
　日本遺産は地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化や伝統を語るストーリーを文化庁が認定するもので、２０１５年から開始。認定遺産は全国で１０４件となった。今年度は６９件の申請があり、２１件が認定。八代市はかつて名石工を多く輩出した「石工の郷」と呼ばれており、その背景となる「干拓事業」や「めがね橋」の架設など同市の石造りを通して名石工の輩出に至った物語が認定された。