アルミフレームの飛沫防止用パネルを製造販売・・・・不二ライトメタル

　アルミ押出形材・加工品メーカーの不二ライトメタル�梶i長洲町長洲、山田晋社長）は７月下旬から同社が開発したオリジナル飛沫防止用パネルの製造販売を開始した。
　地域に貢献したいという思いから同社が持つアルミ加工技術を生かし開発、製造したもので、アルミフレームを使用することで軽量化、耐久性向上を図った。商品名は「飛沫ガード」。種類は、幅７０cm、１００cm、１５０cmの３タイプがあり、それぞれ書類などの受け渡しができる開口あり（高さ８０cm、開口部１０cm）と開口なし（高さ７０cm）がある。また、幅は１０cm単位でオーダー注文も可能。重さは１００cmで約１kg。発売から既に約２千台の注文を受けており、自治体や企業、教育機関など幅広い分野から問い合わせが増えているという。同社では年内に販売枚数１万枚を目標としている。
　同社は「オールアクリル製のパネルに比べて軽く、持ち運びに便利。パネルだけの取り換えもでき、長く使えるため、コストパフォーマンスにも優れている」と話している。
　さらに、同社は９月からアルミニウム合金のフレームを使った幅１・８ｍ、高さ２ｍの大型パネル「飛沫スクリーン」の販売も開始しており、学校の授業や会議、スポーツ施設などにおける使用を見込んでいる。上部パネルのみの製品と上下両方パネル付きの製品の２タイプを販売する。