企業版ふるさと納税で県に５００万円を寄付・・・・日立造船

　舶用エンジン・プラント製造などの日立造船�梶i大阪市住之江区、谷所敬会長）は１０月７日、企業版ふるさと納税制度を利用して熊本県に５００万円寄付した。
　企業版ふるさと納税は平成２８年度に始まった制度で、国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して企業が寄付を行った場合に法人関係税から税額控除される仕組みで、今年度から軽減効果が最大９割になる改正が行われている。熊本県では今年度から受け入れを開始しており、令和２年７月豪雨復興支援を目的に寄付を決めたもの。同制度を利用した寄付は同社で１３社目、寄付金の総額は約１９００万円となっている。（同日時点）。
　贈呈式のため県庁を訪れた谷所会長は「今日は阿蘇の二重の峠トンネルを通って、創造的復興を目にすることができた。熊本では震災から新型コロナウイルス、そして７月豪雨があった。今後の熊本の将来に向かっての減災に役立てていただき、当社も防災的な事業もしているので、役立てることがあれば」と話している。