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「ましきラボ」が自治体学会賞を受賞・・・・熊本大学

 熊本大学(熊本市中央区黒髪、原田信志学長)が益城町で行っている復興支援事業が自治体学会賞(田村明まちづくり賞)を受賞、10月17日に表彰式があった。
 同賞は自治体の発展と地方自治に対する顕著な貢献が認められる研究や業績に対して授与するもので、熊本地震を契機とした創発的かつ継続的なまちづくり活動の展開が評価された。同大は2016年10月に、持続可能なコミュニティを創出・支援する場の構築を目的に、復興まちづくりの地域拠点「ましきラボ」を開設。毎週末に教員と学生が常駐しオープンラボを開催しているほか、区画整理事業などへの提言・提案、まちづくり協議会のサポートなどの支援を展開している。故田村明氏は地域政策プランナーで、法政大学名誉教授。同学会創設メンバーの1人。  

新興感染症対策寄付講座を設置

 熊本大学(熊本市中央区黒髪2丁目、原田信志学長)は11月1日、同大病院高度医療開発センターに新興感染症対策寄付講座を設置した。
 熊本市からの寄付によるもので、新型コロナウイルス感染症など新興感染症発生時に医学的・社会的な課題に実効的に対処できる専門医の育成やパンデミックの際に地域の最前線となる感染症指定医療機関を中心とした医療対策に関連する研究などが目的。設置期間は2025年10月末までの5年間。同講座は呼吸器内科講座を兼務する教授1人のほか3人の専門教員で構成。3年目以降毎年2人ずつ、計6人の専門医を育成する。初年度の寄付予定額は約1200万円。次年度以降は同市議会での予算成立を条件に金額を決定する。
 11月8日に同市中央区本荘1丁目の同大臨床医学研究棟で設置記念式典があり、原田学長、大西一史熊本市長、谷原秀信病院長・理事副学長らが出席。寄付目録の授与や看板の除幕などがあった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年12月28日発行 No.475

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