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九州から北九州市のジオクラフトが採択・・・・JICA九州の中小企業・SDGsビジネス支援事業

 国際協力機構(JICA)は、2020年6月に中小企業・SDGsビジネス支援事業(20年度第1回)の公示を行い、このほど審査を経て合計62件の採択を決定した。九州からは福岡県北九州市の潟Wオクラフトの1件だった。
 本事業は、開発途上国の開発ニーズと国内民間企業の優れた製品・技術とのマッチングを行い、日本の中小企業の製品・技術の途上国での開発可能性の調査・実証を通じ、中小企業の海外展開と途上国の開発促進を目指すもの。 採択された案件の地域別割合は、東南アジア・大洋州が最大(46・8%)であり、次にアフリカ(22・6%)、南アジア(16・1%)の順となっている。分野は、保健医療(19・4%)、農業(14・5%)が上位を占め、次いで水の浄化・水処理、インフラ整備・運輸交通(各9・7%)となった。また、新型コロナウイルスなど感染症対策に資する案件、外国人材の受け入れと帰国後の活躍に資する事業やデジタル、ITを活用した案件も複数採択している。
 12年度に開始して以降、今回の採択を含め九州地域で延べ78企業(案件)が採択、活用されており、毎回複数件の採択を受けていたがコロナ禍などの影響もあり、今回は1件に留まった。JICA九州では「今後、九州の企業の採択を増やすための活動を強化していきたい。関心のある企業の経営者はお気軽にご相談頂きたい」と話している。    

カンボジアの上下水道管理システムの普及・実証・ビジネス化

 今回、中小企業・SDGsビジネス支援事業〜普及・実証・ビジネス化事業(中小企業型)として九州から採択されたのは、北九州市の潟Wオクラフト。案件名は、カンボジアでの施設台帳システムによる持続可能な水道事業の普及・実証・ビジネス化事業。同社が開発した上下水道施設管理システム「AquaCrew for water」は、管路情報をデータベース化し、施設管理から現状解析とシミュレーション、耐震性や危機管理支援まで、多彩な要求に対応するという。導入価格も低廉で、同社ではカンボジア国内での販売普及を目指している。
 JICAの同事業の公示は年2回で、次回は12月頃に公募が開始される見込みだという。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年1月29日発行 No.476

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