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阿蘇市蔵原にサバイバルゲーム施設・・・・東京のAZism

 ラーメン・居酒屋などの飲食業やTVゲーム・トレカなどの小売業を展開する鰍`Zism(エーゼットイズム、東京都立川市、和田敏典社長)は3月27日、阿蘇市蔵原にサバイバルゲーム施設をオープンした。
 場所は、阿蘇市営「阿蘇いこいの村」(現在休館中)から南に300m入った森林。潟Gヌシーくまもとの所有地の約半分20ヘクタールを賃借するもので、幅約300m、奥行き約200m。施設名は「阿蘇・熊本のサバイバルゲームフィールド Zipangu」。駐車場スペースは70台分。同社は、埼玉県で「埼玉のサバイバルゲームフィールド パトリオット」を運営しており、2施設目だが、広さは埼玉の約10倍規模。現在、杉林の中にコンパネ製のバリケードを設置中。入口に事務室、更衣室、トイレを備えた長さ13mのトレーラーハウスを設置した。スタッフは3〜4人。なお、ゲームには自然に還る性質があるバイオBB弾を使用する。
 同施設はインターネットからの予約申し込み制で、利用料は当面、1日当たり男性3000円、女性2000円。同社では、午前10時に集合した50〜60人の参加者を2組に分け10分単位で楽しむ定例会と呼ぶゲームを実施しており、終了は昼食時間を挟んで午後4時半まで。団体申し込みによる貸し切り利用も多いという。同社では、月間600人、年間8千人の利用が目標。
 同社は、1986年4月1日設立、資本金1千万円。横浜家系ラーメン店など飲食店を29店、TVゲーム・トレカなどの小売店を10店、関連会社でカーブスのFC店を16店展開している。2020年3月期の売上高は32億1441万円。従業員数はパート・アルバイトを含め743人。
 同社では「社員に南阿蘇村出身者がいて、エヌシーくまもとさんとのご縁をいただいて出店することにした。熊本を始め福岡、大分など幅広い集客を図り、地域を活性化できる施設に成長させたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年4月30日発行 No.479

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