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着工数は前年同月比11・1%減の893戸・・・・1月県下新設住宅着工件数

 住宅金融支援機構九州支店(福岡市博多区博多駅前3丁目、喜多亮衛支店長)が調べた2021年1月の熊本県内新設住宅着工件数は、総数で前年同月比11・1%減の893戸となり、3カ月連続して減少した。
 2021年1月の住宅着工件数の内訳を個別にみると、持ち家は前年同月比5・7%減の397戸で18カ月連続の減少、貸家も8・8%減の372戸と3カ月連続して減少、分譲住宅も28・7%減の124戸となり、前月の増加から減少に転じた。
 また、全国ベースでは総数が3・1%減の5万8448戸と19カ月連続して減少。内訳別では持ち家が6・4%増の1万9200戸と3カ月連続して増加、半面、貸家は18・0%減の1万9794戸と29カ月連続減、分譲住宅は6・9%増の1万9089戸で15カ月ぶりに増加に転じた。
 さらに、九州管内は同様に全体で13・7%減の5480戸で19カ月連続して減少した。内訳別では持ち家が前年同月比1・8%増の2229戸で3カ月ぶりに増加に転じた。貸家は19・7%減の1953戸と7カ月連続して減少。分譲住宅も26・3%減の1256戸で3カ月連続して減少した。熊本県は2020年4月から21年1月までの累計では、全国平均、九州平均をともに上回る減少となり、熊本地震以前の着工戸数と比較すると下回っている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年4月30日発行 No.479

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