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着工数は前年同月比40%減の966戸・・・・5月県下新設住宅着工件数

 住宅金融支援機構九州支店(福岡市、佐藤孝行支店長)が調べた2021年5月の熊本県内新設住宅着工件数は、総数で前年同月比40・0%減の966戸となり、大幅に減少した。
 2021年5月の住宅着工件数の内訳を個別にみると、持ち家は前年同月比3・3%減の437戸、貸家は前月の大幅増の反動からか56・3%減の315戸と大幅に減少、分譲住宅も同様に71・2%減の77戸となり、大幅に減少した。
 また、全国ベースでは総数が9・9%増の7万178戸と3カ月連続の増加となった。内訳別では持ち家が16・2%増の2万2887戸と7カ月連続して増加、貸家も4・3%増の2万5074戸となり、3カ月連続の増加、分譲住宅も8・4%増の2万1426戸ですべてが増加した。
 さらに、九州管内は同様に全体で3・9%増の7041戸で3カ月連続して増加した。内訳別では持ち家が前年同月比8・5%増の2445戸と3カ月連続の増加。半面、貸家は12・0%減の2728戸と3カ月ぶりに減少に転じた。分譲住宅は31・9%増の1859戸で4カ月連続して増加した。熊本県は2021年5月分では全国平均、九州平均を上回る減少となった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年9月30日発行 No.484

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