県こども食堂ネットワークに寄付金を贈呈・・・・県信用組合

　熊本県信用組合（熊本市中央区紺屋今町、島田万里理事長）は９月２４日、(一社)熊本県こども食堂ネットワーク（事務局・同市東区桜木２丁目、竹下紀子会長）に寄付金１００万円を贈呈した。同組合が６月２１日から８月３１日まで受け付けた「こども食堂応援定期」募集総額２０億円の０・０５％相当額を寄付した。寄付金は同ネットワークが現在持つ会員約４０団体の子ども食堂の運営資金として役立てられるという。
　当日、同ネットワーク事務局で開いた贈呈式で島田理事長が「地域に寄り添いながら持続的な地域社会の発展を目指し、SDGsの取り組みの一環としてこども食堂応援定期を創設した。コロナ禍の中で子どもたちを取り巻く環境はより厳しいものとなっている。さまざまな課題に対してネットワークとは引き続き連携を図り、地域活性化やコミュニティの創出につなげたい」とあいさつ。続いて竹下会長が「学校の休校や分散登校の影響で子ども食堂の開催頻度は以前と比べて高くなっている。運営資金の不足は非常に重要な課題になっており、食堂の継続のために大切に使わせていただきたい」と謝辞を述べた。