上口青果事業本部長が「高橋柑橘賞」を受賞・・・・ＪＡ熊本果実連

　ＪＡ熊本果実連（熊本市東区小山町、橋本明利会長）は１０月１日、青果事業本部の上口政信本部長が柑橘（かんきつ）産業に貢献した人を表彰する「高橋柑橘賞」を受賞した。
　同賞は「柑橘（かんきつ）の父」故高橋郁郎氏の基金をもとに創設、顕著な業績を残した個人を対象に表彰するもので、今年は上口本部長を含む全国で３人が受賞した。上口本部長は全国の産地で初となる近赤外線による非破壊糖度分析センサー導入や柑橘選果場、部会の統合による生産・販売体制の集約、「熊本デコポン」の長期販売に向けた計画出荷・安定供給体制確立などに携わった点が評価された。２０２０年度は県果樹技術者連盟会長として若手技術者の技術習得と資質向上にも努めた。
　上口本部長は「より一層、果樹生産者の経営安定のため熊本県の柑橘産業の発展およびブランド力の向上に努めていく」と話している。