輸出が前年比２７％増の４７億４００万円・・・・９月の貿易概況

　八代税関支所がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０２１年９月の貿易概況は、輸出が前年比２７％増の４７億４００万円、輸入は同８２％増の１２４億６３００万円。
　輸出は元素および化合物（同４９・２％減の４１００万円）などが減少したが、精密機器類（同４０・４倍の４億３６００万円）やプラスチック（同４・９倍の１億８４００万円）などが増加したことで、全体では４７億４００万円となり、７カ月連続で増加した。
　輸入は電気機器（同９１・３％減の１億２００万円）などが減少したが、石炭（同４・６倍の５０億１５００万円）や穀物および同調製品（同２・５倍の２５億９４００万円）などが増加したことで、全体では４カ月連続の増加だった。
　国別では輸出の上位３カ国が中国（構成比３６・２％）、韓国（２２・８％）、台湾（同１３・６％）、輸入がオーストラリア（同４２・５％）、ブラジル（同１４・７％）、南アフリカ共和国（同１０・３％）だった。