室内気流シミュレーションサービスを提供・・・・イオタス

　半導体生産向けの自動搬送機や検査機の設計を行うＪｏｔａｓ（イオタス）�梶i熊本市中央区新大江１丁目、大塚丈介社長）は昨年１１月から、室内換気の状況を３Ｄデータで可視化し改善提案までを行う室内気流シミュレーションサービス「エアーサイト」の提供を開始した。
　室内のCO2濃度・温度・湿度を調査し、換気時の室内の気流を細かく分析するサービスで、調査データは同社が作成する室内の３Ｄデータ上に空気の滞留・温度分布などを可視化。このデータを元に問題箇所を特定し改善提案までを行う。調査料金（目安）は約１５０�uの施設で６万円から（部屋の広さで変動）。県内の医療・介護施設で実証実験も行っている。また室内のCO2濃度・温度・湿度をリアルタイムで計測する「室内環境見守りセンサー」も今春リリースを予定。
　大塚社長は「コロナ禍で重要とされる室内換気の状況を見える化できるサービス。医療・介護施設や学校関係など多くの人が集まる場所で安心・安全な室内環境を提案していきたい」と話している。
　同社は２０１４年１月設立。資本金は５０万円。スタッフは３人。半導体生産向けの自動搬送機や検査機の設計、開発などを行っている。