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益城町に8階建て賃貸マンション・・・・TKビル

 住宅メーカー潟Rスモホーム(熊本市北区八景水谷1丁目、巌孔徳社長)のグループ会社で不動産業の鰍sKビル(同地、齋藤和之社長)は益城町広崎に8階建て賃貸マンションを建設している。2025年2月に完成する予定。
 場所は益城熊本空港インター西側。TSMCの進出に伴う住宅需要を見込んだ。土地と建物を含めた総投資額は6億6千万円。名称は「KANON48」。敷地面積は1320u、建物は鉄筋コンクリート造り8階建てで、延べ床面積1980u。1LDK48戸で専有面積は45u。各部屋の間を区切る界壁に防音シートを入れ込み、防音対策を強化する。月額賃料は6万円代の予定。48台分の駐車場を確保する。24年秋から入居募集を始める。施工はコスモホーム。賃貸マンションの建設はグループ18棟目で賃貸戸数は今回が最多という。
 巌社長は「大型の宅地分譲やアパート、商業店舗開発が進んでいるエリアに当社最大の賃貸物件を建設する。地場住宅メーカーの使命として地域における住宅需要の高まりに対応していきたい」と話した。

ひぎんSDGs私募債5千万円を発行

 またコスモホームは2023年12月6日、肥後銀行で取り扱う「ひぎんSDGs私募債」5千万円を発行した。償還期間は7年。
 調達した資金は住宅建築事業の運転資金に充てる。同私募債は発行元が指定する団体や学校などに対し、同行が発行額の0・2%相当額を寄付するもの。地域が一体となり、SDGsに基づく地域課題の解決を目指す。今回は熊本市こども食堂応援プロジェクトに寄付する。SDGsに対応する取り組みでは新聞紙を再利用した断熱材「セルローズファイバー」を使うことで無冷房、無暖房の住宅を提供している。
 コスモホームは1988年設立し創業。注文住宅をメインに年間40棟を受注している。関連会社含めたグループ売上高は10億2千万円。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年4月30日発行 No.515

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