若者採用・育成など評価され厚労省から認定・・・・安武建設工業

　建設業の�活ﾀ武建設工業（菊池市旭志伊萩、安武修治社長）は６月７日、若者の採用・育成・雇用管理の優良企業を認定する制度「ユースエール認定」を取得した。県内の認定企業は１６社。
　同認定は厚生労働省が「青少年の雇用の促進等に関する法律」（若者雇用促進法）に基づき認定する制度。若者の採用・育成に積極的で、離職率・有給休暇取得実績などが一定の水準を満たし、若者の雇用管理状況が優良な中小企業を認定するもの。同社の有給休暇年平均取得日数は１１・４日。月平均所定外労働時間は１６・１時間。各種研修のほか、資格の受験料・講習費・交通費・宿泊費など資格取得に関わる費用は全額会社が負担するなど、人材育成や各種支援に取り組み認定を受けた。７月３日に熊本労働局（金成真一局長）で開かれた認定通知書交付式で、安武社長は「社員と協力会社を大切にする企業としてこれまで邁進してきた。省資源化、ＩＣＴ化、リサイクルの徹底を推進し、今後も若者の雇用促進に努めたい」とあいさつした。
　同社は１９７６（昭和５１）年設立。資本金は２千万円。従業員は１４人。公共工事の土木工事を中心に、建築、舗装、解体工事などを行っている。