「そらよかエリア」、１０月２６日開業・・・・阿蘇くまもと空港

　阿蘇くまもと空港を運営する熊本国際空港�梶i益城町、山川秀明社長）は、旅客ターミナルビル東側の野外広場と商業施設、ビジターセンターからなる「そらよかエリア」を１０月２６日に開業した。
　同エリアは、昨年春に開業した旅客ターミナルビルを１期、「そらよかエリア」を２期と位置付けて（総事業費１９５億円、内２期工事分約１３億円）で整備を進めていたもので、飛行機の利用客以外も楽しめる空港を目指す。
　野外広場の「そらよかパーク」（約４千�u）は、旧国際線ターミナルビル跡地に整備し、中央部分の芝生広場にはパイロットの制服を着たくまモン像や、阿蘇の米塚をイメージした築山、阿蘇に生息する「ブルービー」と呼ばれる希少な蜂をあしらったミストシャワー、染色工芸家の高津明美さんが描いた阿蘇山のレリーフなどを設けた。階段でターミナルビル屋上の展望デッキと行き来できる施設も設けた。商業棟「そらよかダイニング」（約２千�u）は、既に飲食２店舗が営業しており、１０月４日に「ロイヤルホスト」、１０月２６日にドリンクスタンド「Milksha」と台湾まぜそばの「一流二事」の複合店がオープンした。
　旧仮設ターミナル施設を再利用する「そらよかビジターセンター」（約５４００�u）には、肥後銀行が手がける学習施設「くまもとSDGs未来パーク」が２６日にオープン、１２月中旬には、レンタカーカウンターが移転、スポーツバイクブランド「トレック」専門店の「しゃりんかん」、アウトドアカーと道具のレンタルショップ「アウトドアトラベラーズ」がオープンした。
　国際線コンコースの延伸では、６番スポットに固定橋とＰＢＢ（パッセンジャーボーディングブリッジ・旅客搭乗橋）を新設（約１４０ｍ）１０月１日から供用開始した。