西原村にデイサービス施設をオープン・・・・エフフォーリア

　介護事業を手掛ける�潟Gフフォーリア（西原村布田、西田信宏社長）は９月１日、デイサービス施設「ほほ笑みテラス」をオープンした。
　場所は益城町杉堂のふるさと市場南側。建物は木造２階建て。８月末に完成した。敷地面積７７３・４�u、建築面積１５４・１�u。１階に機能訓練室や調理室、相談室、個別に入浴できる浴室、屋外にウッドデッキや野菜を育てる畑などを設けた。施設入口では駄菓子を販売するなど施設利用者が地域の住民や子どもと交流できる環境を整えたほか、今後、他の高齢者施設と連携したイベントを企画し、更なる交流や社会参加の機会創出を図る。スタッフは社会福祉士や看護師、介護士などの資格や経験を持つ８人。調理師も在籍し、希望に応じて昼食と夕食に手作り料理を提供する。定員は１９人。運営時間は午前９時半〜午後５時まで。日曜も営業し、休業日は年末年始のみ。
　西田社長は「利用者のやりたいことに、とことん寄り添いたいとの思いで開業した。利用者がいろんな人とつながり、できることが増え、笑顔になれる場所を目指していく」と話した。
　西田信宏社長は西原村出身。１９７３年２月２０日生まれ、５１歳。九州中央リハビリテーション学院介護福祉学科卒。介護福祉士として西原村社会福祉協議会で勤務したほか、介護複合施設ひまわり（熊本市北区植木町）のケアマネージャーなどを経て、昨年４月に同社を設立した。