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九州経産局の新興企業支援対象に・・・・サーモンテック

 熊本大学発ベンチャーで超音波診断装置の開発を手掛ける潟Tーモンテック(熊本市中央区黒髪2丁目、田邉将之社長)は9月18日、九州管内で活躍するスタートアップ企業として「J-Startup KYUSHU」に選定された。第3次となる今回選定されたのは15社。県内からはトイメディカル鰍ネどに続き10社目。
 J-Startupは、グローバルに活躍するスタートアップを創出するために経済産業省が2018年から取り組んでいるスタートアップ企業の育成支援プログラム。九州については21年から管内の政府出先3機関・7県・3政令市・関係10組織が参加した連携プラットフォームを構築の上で、「J-Startup KYUSHU」の取り組みを開始し、これまでに48社を選定している。選定企業に対しては今後、関係機関や131の企業団体で構成するサポーターが成長に向けた集中的な支援を行う。
 同社は大学院先端科学研究部の田邉将之助教が社長を務めるスタートアップ企業で、2022年3月に設立。ふくおかフィナンシャルグループ企業育成財団(福岡市)などの助成を受け、身に着けることができるウエアラブルエコーウエアラブルエコー(超音波診断装置)の開発や製品化に取り組んでいる。
 既存のエコーは胸や腹部といった調べたい箇所に、プローブと呼ばれる器具を人の手で押し当て続ける必要があるのに対し、開発したエコーセンサーは手のひらに載るほどの大きさで、薄く軽量なフィルム状。体に貼り付けるだけで、体内の状態を長時間モニタリングできるようになるという。
_くまもと経済 業界NAVI_:2024年12月28日発行 No.523

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