大津町杉水で賃貸用集合住宅２棟の建設に着手・・・・松濤

　不動産資産管理の�鰹ｼ濤（熊本市中央区神水１丁目、三嶋一秀社長）は１１月１日、大津町杉水で賃貸用集合住宅２棟の建設に着手した。今年６月下旬に完成予定。
　場所は国道３２５号沿いで、県道４９号熊本大津線との交差点南側にあるセブン‐イレブン熊本大津杉水店の南東側。県内における半導体関連産業の集積に伴う住宅需要の増加などを背景に２棟を新築。半導体関連製造工場の建設工事従事者や半導体製造工場関連従事者の入居を見込んでいる。敷地面積は２８９６�u、２棟とも軽量鉄骨造３階建て。各階９戸の「パークヴィラ杉水�T」は建築面積４６４�u、延べ床面積は１３６３�u。間取りは１ＬＤＫ（１８戸）と２ＬＤＫ（９戸）で、住居専有面積は４０〜５５�u。各階６戸の「同・�U」は建築面積２４６�u、延べ床面積は６５７�u。間取りは全戸１ＬＤＫで、住居専有面積は３３〜３６�u。駐車場は２棟合計で６２台を収容する。設計・施工は大和ハウス工業�褐F本支店（熊本市東区錦ケ丘、田島誠二支店長）。７月上旬に入居開始の予定。
　三嶋社長は「周辺地域では半導体関連製造工場の建設や増設工事が進んでいる。大津地区の人口が増加し住宅需要が高まる中、集合住宅の建設を通し大津町の繁栄と地域への貢献を果たしていきたい」と話している。
　松濤は、人材派遣などの�椛麹�プラント（同市中央区神水１丁目、��山賢士社長）とシステム開発・製造請負などを手掛ける�潟eクノクリエイティブ（同区神水２丁目、三嶋一秀社長）の持ち株会社で、２０１６年に設立。２３年４月に合志市竹迫のアンビー熊本南側に集合住宅５棟が完成。同年７月には、熊本市北区楠１丁目の市営楠団地跡に半導体関連企業の従業員向け賃貸用共同住宅４棟、同年９月同地に５棟目が完成した。さらに、２４年８月には同市東区下南部３丁目の賃貸用集合住宅３棟が完成している。