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益城町のマイスティア本社に無人決済店舗・・・・イスミ商事

 人吉市や球磨郡でスーパーマーケット4店舗を経営するイスミ商事梶i人吉市九日町、見智喜社長)は10月11日、益城町田原の潟}イスティア本社1階に無人決済店舗をオープンした。
 マイスティア社員専用の店舗で店名は「イスミスマート1」。売り場面積は12u。総菜や弁当、サンドウィッチ、ドリンクなど飲食料品を中心に120種類をそろえた。今後は利用者ニーズに合わせ、雑貨類の取り扱いも検討している。同店では概OUCH TO GO(東京都)が開発した無人決済システムを導入し、店内に複数設置したAI搭載カメラやセンサーで利用者の動きと手に取った商品をリアルタイムに認識。購入者が決済エリアに立つと、購入商品や会計金額がレジ画面に自動で表示される仕組み。現金取り扱い不可の完全キャッシュレスで、交通系電子マネーやクレジットカード、バーコード決済に対応する。24時間営業。投資額は1千万円。
 同店はイスミ商事が仕入れた商品をグループ会社で青果卸の棋見商店(熊本市西区城山上代町、同社長)が配送し、店内に陳列。グループ2社で一貫して受託できる強みを生かして効率的な店舗運営を目指す。イスミ商事によると、県内で同システムを活用した無人店舗は潟tァミリーマートが大型商業施設「サクラマチ クマモト」内で運営する直営店に続き、2カ所目。レジ業務の自動化を通じローコストでの運営が可能なため、狭小スペースでも展開できる点が特徴という。
 見社長は「社員約150人が在籍するマイスティア本社から福利厚生の一環として要望をいただき、弊社初の無人店舗を構えた。社員満足度向上の観点から今後県内に新設される工場などにも提案し、店舗数を増やしていきたい」と話している。
 イスミ商事は1919年創業。売上高は15億円、社員はパート・アルバイト含め120人。
_くまもと経済 業界NAVI_:2025年1月30日発行 No.524

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