冷凍冷蔵倉庫などの複合物流施設が完成・・・・新興運送

　�叶V興運送（嘉島町下仲間、古賀友啓社長）が本社北側の隣接地に建設していた冷凍冷蔵倉庫や物流加工、事務所賃貸物件などの複合物流施設は１１月１４日に完成した。総事業費は約１４億円。場所は上仲間区の金剛工場右隣。敷地面積は９７８２�u。建物は鉄骨造り一部２階建てで、延べ床面積は４千�u。
　１階は１千ｔ（１６００パレット）収容能力の冷凍冷蔵倉庫と梱包や箱詰めなどを行う物流加工施設、２階事務所部分は６スペースに区分し、テナント業務を展開する。施工は小竹組、冷凍設備は板倉冷機工業（福岡市）。また１階の一部１５００�uを大阪市の食品総合商社・�株�家産業に賃貸したほか、現在テナントを募集している。
　古賀社長は「冷凍荷量の増加、総合物流施設の需要高まりを視野に入れ建設に踏み切った。安全・安心・品質のサービス提供を追求し、地域の物流インフラの一翼を担っていきたい」と話している。
　同社は１９７３年１月設立、従業員数８０人。車両保有台数５８台。売上高は約１２億円。冷凍加工食品の物流業務を専門に、九州圏内のほか、大阪・東京方面の定期便長距離幹線と全国規模のネットワーク配送を展開している。