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大豆タンパク素材を欧州市場展開・・・・DAIZエンジニアリング

 フードテックベンチャー・DAIZ梶i熊本市中央区南熊本5丁目、河野淳子社長)グループのDAIZエンジニアリング梶i東京都千代田区、落合孝次社長)は、米国のICL社のグループで、イスラエルを本拠地とするICL Food Specialtiesと共同で大豆由来のタンパク質素材を開発し、ヨーロッパ市場向けに展開する。
 開発したのは独自の大豆発芽技術を用いたもので、植物性代替肉や魚製品に使用する素材。名称は「ROVITARIS® SprouTx」。独特の豆の風味や苦みがなく、食感と栄養価値にこだわっているという。11月19〜21日にかけてドイツで開かれた欧州食品素材展「Food Ingredients Europe 2024」への出展を皮切りに商業販売を開始する計画。
 ICL Food Specialtiesは世界の食品や農業、工業の課題解決を支援する特殊無機物メーカー・ICLのグループ会社。グループ従業員は1万2千人以上。2023年の売上高は約75億ドル。
 落合社長は「当社の革新的な製法で大豆タンパク素材がより身近なものとして普及し、世界の食品メーカーが抱えるさまざまな課題解決に貢献できる可能性があると考えている」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2025年3月3日発行 No.525

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