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「食品産業技術功労賞」を受賞・・・・丸美屋

 納豆・豆腐製造販売の滑ロ美屋(和水町内田、東健社長)は11月5日、大豆の自給率向上に向けた取り組みで「第54回食品産業技術功労賞」(サステナビリティ部門)を受賞した。
 同賞は叶H品産業新聞社(東京都台東区)が主催。「商品・技術」「資材・機器・システム」「マーケティング」「国際」「サステナビリティ」「地域創生」の6部門を設け、食品業界に精通し公的立場にある専門家7人で対象企業を選考。全国の大手食品メーカーなど38社(6部門計)が受賞し、熊本からは丸美屋が唯一選出された。
 同社は、6%という国産大豆の自給率を高め大豆を安定的に確保できる体制を整えようと、2012年11月に農業法人・株_匠なごみ(和水町、東鉄兵社長)を設立。自社農地で大豆と麦の二毛作を行い、大豆の新品種「そらみのり」の本格栽培を機に収量を大幅に増加させた。契約農家は約60戸で、昨季は650トンを生産。将来的に1千トンの生産を目指しており、農地拡大や省力化機械の導入にも意欲を示している。丸美屋は製品の製造に年間約8千トンの大豆を使用しており、今年3月には、月間100万個を販売する「パワーキッズ納豆」のシリーズ商品を米国産大豆から国産大豆使用に切り替える計画。
 同社は「国産大豆の比率を現在の約2割から3割程度まで引き上げたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2025年3月3日発行 No.525

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