トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
福岡大学同窓会有信会熊本支部創立50周年 2025年10月22日(水)総会18時30分から 熊本ホテルキャッスル 熊本支部公式LINE 登録はこちらをクリック
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

免田事件のラジオ特別番組が日本民放連賞で優秀賞・・・・熊本放送

 褐F本放送(熊本市中央区山崎町、坂口洋一朗社長、略称・RKK)は11月13日、第72回日本民間放送連盟賞で同社が制作したRKKラジオ報道特別番組「真実を求めて〜免田事件が問い続けるもの〜」が、ラジオ報道番組部門の優秀賞を受賞したと発表した。
 同賞は、質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、CM制作や技術開発の質的向上と、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的に、日本民間放送連盟(民放連)が創設。ラジオ・テレビ別に各番組部門で選考を行っている。
 今回受賞した番組は、免田事件の再審無罪判決から40年を機に、事件を振り返り、なぜ「冤罪」が引き起こされたのか、免田さんが34年以上も獄中でどう闘い、無実を勝ち取っていったのか等を、事件の資料を保存し、検証を続けるジャーナリストたちの活動に焦点をあてて制作。事件が問い続ける課題を再考した。番組では、再審無罪判決など、えん罪事件が明らかになる中、免田事件の教訓は生かされているのかを問いかけた。また、免田さんの手紙や獄中での読書記録から、「人間とは何か」を探求した免田さんの深層にも触れている。
 受賞理由では「えん罪の恐ろしさや罪深さをまざまざと突き付ける番組。また、事件を後世に伝えるため、資料を整理、保存する元記者たちの活動は公文書の改ざん≠ネど、記録を尊重しない風潮に一石を投じ、ジャーナリズムの信頼を高めている。免田さんが、真実を求め、闘い続けた足跡そのものがジャーナリズム≠セと強く印象に残った」と評価された。
 また同番組は、第61回ギャラクシー賞選奨も受賞している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2025年3月3日発行 No.525

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから