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県産鹿角霊芝を原料に健康補助食品を開発
 泣Vリウス 県工業技術センター、崇城大学と共同で

健康食品製造販売の泣Vリウス(熊本市小山町、天野勝義社長)はこのほど、県産の鹿角霊芝(ろっかくれいし)を原料とした健康補助食品「セルアクトFC―7」を開発、販売を開始した。
県の創造型技術研究開発の認定を受け、県工業技術センター、崇城大学との共同研究で開発した。細胞壁破砕、超微粉砕の技術を用い、七五%が食物繊維で構成される鹿角霊芝に粉末処理を行っているのが特長。超微粉末状になっているため、飲みやすく体内でも吸収されやすいという。二g入り四十五包で価格は一万八千九百円。全国のドラッグストアなどで販売する。鹿角霊芝は体内の免疫力を強化するといわれるβグルカンを多く含んだ食品として近年、注目を集めている。
天野社長は「鹿角霊芝の繊維成分の五〇%はβグルカン。繊維自体を超微粉末状にして商品化できたのは非常に有意義だと思う。五木村で自社育成した鹿角霊芝を原料として使用しており、県産の特産品にも成り得る商品ではないか」と話している。

週刊経済:2004年6月22日発行 No.1280

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