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売上高は8・5%増の215億2100万円・・・・星山商店

 金属スクラップ加工販売、解体工事などを手掛ける叶ッ山商店(熊本市北区武蔵ヶ丘9丁目、星山一憲社長)の2024年8月期決算は売上高が前期比8・5%増の215億2100万円、経常利益が同54・2%減の2億8400万円で増収減益だった。当期純利益は367%増の7億8900万円。
 増収は2期ぶり、減益は3期連続。鉄・非鉄などの金属スクラップ価格が下期からは下落したが、年間を通して高値で推移したことが増収に寄与。世界的なエネルギーコストの高騰や円安による物価高で、設備投資をはじめ経費全般が増加し利益を圧迫した。純利益は本業以外の利益計上が例年より大きく、大幅増となった。25年8月期は前期並みの売上高と経常利益を目指す。
 星山社長は「スクラップ価格は現状下げ止まっているが、経営環境の先行きには不透明感がある。12月に自社リサイクル工場などへの中継拠点として開設した荒尾営業所を通じ、会社全体の生産効率を向上させ、利益の確保に努めたい」と今期の見通しを示した。中期的な事業計画では「企業の持続的成長に向け、再資源化の拠点である栄工場や竹迫工場の再整備を計画中だ」と話している。
 同社は1971年創業、80年設立。県内に解体事業部およびELV事業部(自動車リサイクル)と5つの工場を持つほか、グループ会社で中古トラック展示販売店「トラックテック ホシヤマ」を運営している。グループ社員数は395人。
_くまもと経済 業界NAVI_:2025年3月28日発行 No.526

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