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益城町に半導体製造装置に関わる新工場・・・・テクノクリエイティブ

 システム開発・運用・保守および半導体・産業用関連装置の開発・製造の潟eクノクリエイティブ(熊本市中央区神水2丁目、三嶋一秀社長)は、益城町小谷に自社工場としては最大規模となる半導体製造装置に関わる新工場を建設している。12月完成予定、2026年4月の稼働開始を計画。総事業費は約28億円。
 半導体関連の需要の高まりなどに対応するのが狙い。BCP対策の一環として外製化を図りたいという顧客の要望にも応える。南関町下坂下、大津町杉水、福岡県八女郡広川町に次ぐ4拠点目の工場で、名称は「ファクトリーセンター益城」。場所はくまもと臨空テクノパークの西側、大和ハウス工業梶i大阪市北区)が整備・分譲している工業団地「DPIシリコンヒルズ熊本」内6号地。敷地面積は約1万3700u、鉄骨造り2階建て、延べ床面積は約5700u。
 1階は、全てクリーンルームの生産エリア(約2300u)と事務エリア、物流エリアなど。生産エリア上部は吹き抜けにし、2階に開発センターと休憩室、一部2階部分にも物流エリアを設置する。同工場では、半導体関連装置や搬送ロボット、装置関連機器やユニットなどの製造・組み立てなどを行う計画。益城工場単体の出荷額目標は年間10億円。工場立ち上げ時の従業員は約50人を見込んでおり、約1年後に約120人、最終的には200人程度の体制にする可能性もある。設計・施工は大和ハウス工業熊本支店(熊本市東区錦ケ丘、田島誠二支店長)。
 12月20日に益城町役場(益城町宮園)であった立地協定調印式で、三嶋社長と西村博則益城町長が協定書に署名。三嶋社長は「アクセスの良さ、環境整備の充実度、将来性などの観点から益城町への進出を決めた。ファクトリーセンター益城は、当社にとって付加価値の高い工場となり、物流拠点としても重要な役割を果たしていくと思う。将来を見据えた事業展開を図り、今後も地域経済の発展に尽力していきたい」とあいさつした。
 同社は1999年9月に設立。資本金は5千万円、従業員数は1143人。2022年4月ファクトリーセンター南関、23年5月同・大津、24年4月同・広川を開設。需要の増加に対応するため、26年をめどにファクトリーセンター大津を増床する計画。
_くまもと経済 業界NAVI_:2025年3月28日発行 No.526

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