県南復興へオリジナルブランド焼酎を開発・・・・イスミ商事

　人吉市や球磨郡でスーパーマーケット４店舗を経営するイスミ商事�梶i人吉市九日町、��見智喜社長）はオリジナルブランド焼酎の開発を進めており、２０２５年夏頃の販売開始を目指す。
　２７の球磨焼酎の蔵元が集まる県南地域における豪雨災害からの復興支援を目的に企画したもの。㈾高田酒造場（あさぎり町）による醸造で商品化する。ブランド名や値段など詳細は未定だが、自社で経営するスーパーや人吉・球磨地域の飲食店、ホテルを皮切りに県内全域や東京などの大都市圏にも販路を広げる方針。
　��見社長は「ハイボールやカクテル、レモンサワーなど多様な飲み方ができる焼酎の可能性を広げつつ、日本食ブームを背景に将来的は海外にも展開していきたい」と話している。
　オリジナルブランドの焼酎を広めようと、２４年１２月５日には熊本市中央区のバー「The Bar Amber」に県内在住のタレントら２０人を招き、試飲会を開催。当日は��見社長が「本日の皆さんのご意見を参考にしながら具体的な味を検討していきたい」とあいさつし、国内外で活動する県出身バーテンダーの清崎雄二郎氏や深水稔大氏らが「トマトティーソーダ」など、オリジナル焼酎を使った４種類のカクテルを提供。出席者は会場に出された料理との相性を確かめながらテイスティングをしていた。