熊本市に「地元応援募金」を寄付・・・・明治安田生命

　明治安田生命保険相互会社（東京都、永島英器社長）は２０２４年１２月１２日、熊本市（大西一史市長）が運用する市民公益活動支援基金に対し、「私の地元応援募金」として、従業員から募った寄付金に会社拠出分を合わせ１４６万円寄付した。同日市役所で贈呈式があった。
　同社が全国的に展開する「地元の元気プロジェクト」の一環。同市は来年度の市民公益活動支援基金助成事業として「明治安田　私の地元応援基金」の名称を付け、ＮＰＯ法人やボランティア団体などが取り組む活動などに活用する。同市は同社熊本支社と２０２０年に生活習慣病や運動習慣の普及啓発など、市民の健康増進に関する連携協定を締結しており、地域住民の健康づくりや暮らしの充実に向け、「協働」で取り組んでいる。
　募金は同社の営業拠点の所在地や連携協定を締結している自治体などを対象に、従業員が出身地や居住地など、ゆかりがある地域を指定して任意で実施。さらに会社拠出を上乗せするもので、地域住民の健康づくりや暮らしの充実に貢献することが目的。今年度は全国１０５９自治体と社会福祉協議会やＮＰＯなど２１９団体計１３２５カ所に約８億８４００万円、県内では１５カ所に約１２００万円を寄付した。
　同社は健康増進事業の推進や地域経済活性化支援などを目的とした連携協定を各地域の地方自治体や金融機関等と進めており、これまで４２都道府県、９９５市区町村、地銀４５行、大学９校と締結。県内では県のほか１３市町村と結んでいる。