専務に多田理一郎常務が昇格・・・・九州フィナンシャルグループ

　肥後銀行と鹿児島銀行を傘下に置く�葛繽Bフィナンシャルグループ（＝九州ＦＧ、熊本市西区春日１丁目、笠原慶久社長）の取締役専務執行役員に４月１日付で、多田理一郎取締役常務執行役員が昇格した。取締役常務執行役員には山方真一、市坪孝一の両常務執行役員と肥後銀行の北村幸代子取締役常務執行役員、監査等委員である取締役には肥後銀行の取締役監査等委員を務める坂田二郎氏がそれぞれ就く。６月２０日に開く定時株主総会で正式に決める。
　多田理一郎（ただ・りいちろう）専務は熊本市出身、１９６５年５月３０日生まれ、６０歳。同志社大学商学部卒。８９年肥後銀行入行、１１年東京事務所長、１９年執行役員本州ブロック統括店長兼東京支店長、２２年九州ＦＧ上席執行役員監査部長、２３年４月取締役常務執行役員。
　山方真一（やまかた・しんいち）氏は鹿児島市出身、１９６５年１０月４日生まれ、５９歳。鹿児島大学法文学部卒。８８年鹿児島銀行入行、２００９年西武町支店長、２０年理事総務部長、２１年九州ＦＧ執行役員経営企画部長、２３年４月上席執行役員経営企画部長、２５年４月常務執行役員。
　市坪孝一（いちつぼ・こういち）氏は鹿児島市出身、１９６５年１２月１９日生まれ、５９歳。横浜国立大学経営学部卒。８８年鹿児島銀行入行、２０２１年理事経営企画部長、２２年執行役員経営企画部長、２４年４月九州ＦＧ上席執行役員事業戦略部長、２５年４月常務執行役員。
　北村幸代子（きたむら・さよこ）氏は熊本市出身、１９６６年１月３０日生まれ、５９歳。熊本商業高校卒。８４年肥後銀行入行、２０１６年稲荷前支店長、２１年執行役員託麻ブロック統括店長兼託麻支店長、２３年上席執行役員事務統括部長、２４年４月常務執行役員ＣＲ統括部長、２５年４月取締役常務執行役員。
　坂田二郎（さかた・じろう）氏は西原村出身、１９６６年６月１２日生まれ、５８歳。熊本大学法学部卒。８９年肥後銀行入行、２０１０年経営管理部リスク統括室統合的リスク管理グループ調査役、１９年ＣＲ統括部長、２１年理事ＣＲ統括部長、２２年４月取締役監査等委員。
　江藤英一、赤塚典久、松前邦昭の３取締役、九州ＦＧと肥後銀行の監査等委員である取締役を兼務する田辺雄一氏は退任。４月１日付で江藤氏は肥銀リース�且ﾐ長とＪＲ九州ＦＧリース�渇�長、赤塚氏は鹿児島リース�且ﾐ長、田辺氏は肥銀リース監査役に就いた。

肥後銀行の代表取締役副頭取に��本芳郎常務

　また肥後銀行（同市中央区練兵町、笠原慶久頭取）の代表取締役副頭取に��本芳郎取締役常務執行役員、取締役専務執行役員に池田誠取締役常務執行役員が昇格した。取締役常務執行役員には九州ＦＧの取締役に就く市坪氏と北村氏、内山一慶上席執行役員、桐原健寿執行役員、監査等委員である取締役には九州ＦＧの大塚晶子執行役員が就いた。４月１日付。
　��本芳郎（たかもと・よしろう）副頭取は熊本市出身、１９６５年５月４日生まれ、６０歳。熊本商科大学経済学部卒。８９年入行、２０１２年光の森支店長、１６年水前寺ブロック統括店長兼水前寺支店長、１９年執行役員水道町ブロック統括店長兼水道町支店長、２１年上席執行役員、２２年４月取締役常務執行役員。
　池田誠（いけだ・まこと）専務は芦北町出身、１９６４年１０月１４日生まれ、６０歳。同志社大学文学部卒。８９年入行、２０１２年流通団地支店長、１６年大津ブロック統括店長兼大津支店長、１９年執行役員法人営業部長、２１年上席執行役員、２２年４月取締役常務執行役員。
　内山一慶（うちやま・かずよし）常務は福岡県中間市出身、１９６７年３月２３日生まれ、５８歳。一橋大学経済学部卒。９０年富士銀行（現・みずほ銀行）入行、２０１７年グローバルクレジット投資部長、１８年デリバティブ営業部長、１９年米州資金部長を経て２１年肥後銀行執行役員市場金融部長、２３年４月上席執行役員市場金融部長。
　桐原健寿（きりはら・たけとし）常務は熊本市出身、１９６８年５月２０日生まれ、５７歳。九州大学経済学部卒。９２年入行、１８年ＩＴ統括部次期システム開発室長、２０年経営企画部長、２３年４月執行役員デジタルマーケティング部長。
　大塚晶子（おおつか・あきこ）取締役は熊本市出身、１９６９年１０月２４日生まれ、５５歳。熊本大学文学部卒。９２年入行、２０１９年ＣＲ統括部法務・コンプライアンス統括グループ長、２４年４月九州ＦＧ執行役員広報・ＩＲ部長。
　山木仁代表取締役副頭取、田島功取締役専務執行役員、岩立康也取締役常務執行役員、九州ＦＧ専務に就く多田理一郎取締役常務執行役員は退任。山木氏は相談役、田島氏は肥銀キャピタル�且ﾐ長、岩立氏は肥後商事�且ﾐ長に就いた。