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放送業務DXの共同開発を開始・・・・熊本放送ともみじAI

 褐F本放送(熊本市中央区山崎町、坂口洋一朗社長、以下=RKK)と鰍烽ンじAI(東京都、江嶋宏優社長、以下=もみじAI)は10月から、放送局におけるCM素材管理業務の効率化と新たな価値創出を目指し、「CM進行表」と「放送運行表」の突合作業を自動化する新システムの共同開発を開始した。
 現在、地方局を中心とした多くの放送現場では、広告会社から届くCM進行表(放送するCM素材の指示表)と、それに基づき放送局でスタンバイしたCMデータ表との突合を、紙資料をもとに手作業で行っており、この作業は放送の正確性を支える一方で、その品質管理に多くのリソースを割いているという。
 今回の取り組みでは、AI−OCR技術と独自の突合ロジックを活用し、CM進行表と放送運行表の照合作業を自動で行う、新たな概念によるチェック体制を構築。RKKが現場に即した要件を定義し、もみじAIが開発を担当する。
 もみじAIは、熊本大学発のAIベンチャーで、現在も熊本を中心に活動を展開している。本プロジェクトでは、地方放送局と熊本発スタートアップの連携により、放送業務の変革と地域からのイノベーション創出を目指している。
 さらに今回の取り組みではCM進行表と放送運行表の突合にとどまらず、番組素材や編成データ、送出記録など、放送局内に点在する他の突合・照合作業への応用も視野に入れている。これらの領域にも応用を広げ、放送現場のスリム化を進めるとともに、変革が求められる放送業界全体の価値創出につなげていく。
 両社は「今後、RKKでの実運用を経て、同様の課題を抱える他局への展開も見据え、地方局DXと放送業界全体の業務革新を目指していきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2026年1月30日発行 No.536

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