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キク花茎由来のセルロース試料が完成・・・・ビューティカダンHD

 生花祭壇事業の潟rューティカダンホールディングス(熊本市南区流通団地1丁目、舛田正一社長)が京都大学に委託して実施しているキク花茎のセルロース抽出に関する研究で11月14日、キクの花茎から抽出したセルロース試料が完成した。
 今回セルロース試料の完成で、キク花茎からのセルロースの抽出プロセスが確立されたほか、廃棄花材の再資源化を可能にする技術的基盤を構築したことで、化粧品や包装材、繊維、装飾素材といった多分野での応用が見込まれるという。同大学はキク花茎から抽出したセルロースを用いて、和紙調シートと形状保持セルロースの2種類の試作品を製作。完成した試料を元に、今後は異業種による連携で実証・試作段階に移行する予定で、同大学と企業が協力し、試作品開発や用途検討を進める計画。地域金融機関や産学官のネットワークを通じて、地域資源の循環と新素材創出を両立する連携モデルの構築も検討している。
 同研究は同社の生花祭壇で廃棄されるキク類の花茎を、循環型資源として再活用することを目的に実施。独立系証券会社の大熊本証券梶i同市中央区下通1丁目、出田信秀社長)など地方証券会社で構成する「地方証券会社連携コンソーシアム」が産学連携などを推進するマッチング支援を通じて実現した。セルロースは植物の細胞壁や繊維の主成分で、食品や紙、衣料品など幅広い分野で利用されている。
 舛田社長は「キク花茎から抽出したセルロース試料は花や野菜の栽培資材としての活用も期待されている。廃棄された花茎を再び生かす循環の仕組みづくりにもつながれば」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2026年3月2日発行 No.537

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