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約310億円かけ家庭紙の生産を開始・・・・日本製紙八代工場

 日本製紙梶i東京都、瀬邊明社長)八代工場は、総額309億5200万円を投じて設備を増設し、トイレットロールやペーパータオルなどの家庭紙の生産を開始する。稼働開始は2028年2月を予定しており、1月7日に熊本県庁で立地協定を締結した。
 同工場は、日本製紙の九州唯一の拠点として新聞用紙、印刷用紙、情報用紙などをパルプから一貫生産している。しかし近年は新聞紙需要が低下しており、昨年11月に新聞用紙の専用設備を停止。堅調に推移する家庭紙市場へと事業転換を図る。
 今回の計画では約60億円を新聞生産設備の撤去費用などに充て、約260億円をかけて抄紙機1台、加工機2台、包装機4台を新設するほか、敷地内に保管用倉庫も建設する。2030年にはフル稼働を開始する予定で、最大年間4万トンの生産が可能となる。東南アジアなど海外への輸出も視野に入れる。新規雇用は30人を見込む。
 山邉義貞常務執行役員・八代工場長は「新聞用紙はコピー用紙生産用の既存設備で引き続き生産を続ける。家庭紙事業は何が何でも成功させなければならず、営業開始に向けて社員教育を進めている」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2026年3月2日発行 No.537

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