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県内初、高温耐性サーモンの海面試験養殖を開始・・・・ふく成

 とらふぐ・マダイ養殖・加工・販売の鰍モく成(熊本市西区田崎町、平尾優社長)は12月12日、天草市御所浦海域で県内初となる高温耐性サーモンの試験養殖を始めた。
 海水温の上昇や赤潮など昨今の環境変化に対応できる新たな水産業モデルの構築を目指す。同社が持つ養殖技術や鮮度保持技術と水産養殖業の鰍rmolt(宮崎県、上野賢社長)の育種技術を組み合わせ、新たな水産業モデルを生み出すことで地域の水産業の発展につなげたい考え。両社の協業で、Smoltが研究開発を行う高温耐性サーモンを養殖する。ふく成が養殖するマダイやとらふぐは水温の下がる12月に出荷量のピークを迎える。一方でサーモンの養殖は冬から春に適しているため、翌年6〜8月頃にマダイやとらふぐの稚魚を迎えるまでの期間に生簀(いけす)を最大限活用できる点とサーモンが環境変化を受けにくい特性に着目し、今回の試験養殖に至った。約2千尾の稚魚から養殖を始め、2026年春の出荷を予定している。今後は天草産サーモンとしてブランディングし、販路を広げる計画で、出荷までにブランド名を決める予定。
 平尾有希取締役は「天草から環境変化に強い新たな水産モデルと世界に広がる次世代の魚種を生み出したい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2026年3月30日発行 No.538

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