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国際的な医療評価「JCI認証」を更新・・・・済生会熊本病院

 済生会熊本病院(熊本市南区近見5丁目、中尾浩一院長)は2025年11月、JCI(Joint Commission International=国際的病院評価機構)の認証を更新した。13年11月に日本の公的医療機関で初めて、病院として西日本で初めて取得して以来、4回目の更新。
 JCIは米国の医療機関を対象とした第三者評価機構の国際部門。「医療の質と患者安全の継続的な改善」を目的に、世界90カ国以上で医療機関や政府機関の審査、認証を実施している。認証される機関は各国の上位2%程度という。
 審査では治療やケアの質、組織の安全管理など1100以上の項目を調査。アメリカなどから審査員が来院し4日間にわたり実地調査が実施され、パキスタンからもリモートで参加するなど、細部にわたる審査が行われた。

頸静脈からのリードレスペースメーカー植込み手術

 また、同院は1月19日、心臓の動きを調整する小型の機器「リードレスペースメーカー」を頸の静脈から入れる方法で植え込む手術を県内で初めて実施した。
 リードレスペースメーカーは皮下ではなく、心臓内に留置するペースメーカー。植え込みは一般的に大腿静脈から行われるが、頸静脈から行うことで、カテーテル操作の安定とデバイス留置の高精度化をはじめ、術後の安静時間の短縮による早期離床、大腿静脈を使用しないことによる術後すぐの歩行が可能となる。  今回使用したリードレスペースメーカーは日本メドトロニック樺供の「Micra」。2017年9月に国内発売し、25年12月時点で延べ約5万例が植え込み済み。9月に頸静脈アプローチが薬事承認され、12月時点で全国では約85例が実施されている。
 同院は「頸静脈からのアプローチは患者さんの負担軽減につながる新しい選択肢。今回、当院で初めて安全に実施できたことで、今後はより幅広い患者さんへの適応を検討していきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2026年3月30日発行 No.538

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